2012年3月30日金曜日

慶應義塾大学 矢上キャンパス学生課 国際担当


これまでのEC派遣生からの声

 

ダブルディグリープログラム参加前の準備について

《渡仏1ヶ月目》 2007年7月 第2期生M.K.(Lille)
私は3月に留学が決まった時点で、フランス語がほとんどできない状態だったので、学校の授業はフランス語以外はほとんどやっていません。そのほかに4月から3ヶ月間、週1で日仏学院に通っていました。
文法はこっちでも習いますが、フランス語で説明されるのでなかなかわかりにくく、日本語で勉強したほうが効率がいいです。だから出発前に一通りやっておいたほうがいいと思います。あと、単語力はつけておいたほうが絶対にいいです。
情報収集はあまり熱心にしていませんでしたが、留学やフランスに関する本をいくつか読みました。

《渡仏1ヶ月目》 2007年7月 第2期生S.M.(Paris) 
情報収集に関しては、派遣第一期生の報告書を閲覧すると同時に、インターネットで関連するサイトを探し、随時チェックしていました。具体的には、DDのホームページ、EC各校のホームページ、仏大使館、日仏学院、アテネフランセ、地球の歩き方、フランス留学生の体験談などのページです。日本にいる間からできるだけフランス語に触れられる環境に身を置きたかったので、日仏学院やアテネフランセのメディアテークによく足を運び、勉強しました。文法はもちろんですが、ニュースや日常生活でよく使う形容詞や副詞など、語彙をできるだけたくさん増やしておくと、こちらに来てから聞き取りが楽だと思います。会話はそれほど心配しなくとも、自分の意思をはっきり持って、ゆっくりでも伝える努力をすればだんだん成り立� ��てゆくと思います。

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EC入学前の語学研修(CAVILAM)について
EC入学前の2ヶ月間、Vichyにある語学学校(CAVILAM)でのフランス語インテンシブコースを前提としています。CAVILAMにはECの先生方が定期的に訪問され、EC入学前に他国からのDD生との面識を持つことも出来るため、フランス語教育が優れている機関での語学研修にとどまらず、ECでの基盤づくりとしてとても貴重な時間とされています。

2012年3月29日木曜日

研究留学ガイド:Jビザの取得(体験談)


皆さんから寄せられたビザ取得の体験談を掲載します。新しい体験談ほど上にくるようにしてあります。 ビザの手続きは頻繁に変更されますので、古いものはあてにしないで下さい。また、ビザ取得(基本編)には必ず目を通してください。最近のビザ申請の体験談はビザ取得情報データベースをごらん下さい。

2002年以前の古い体験談はこちらに移しました。

asumiさんから在札幌米国総領事館での面接によるJビザ申請の体験談をいただいたので掲載致します。(取得時期:2006年7月)


2005年2月28日に大阪の領事館にビザ申請に行ってきました。その内容について報告し,今後申請に行かれる人の役に立てれば幸いです。

2006年の夏よりアメリカの大学でポスドク勤務を予定。米国領事館(札幌)でJ1-VISA取得の面接を行った体験談をご報告します。

手続きスタートは、5月中旬に現ボスの了解を経て新ボスへ連絡し、DS-2019の発行手続き開始。郵送手続きのトラブルで若干遅れたものの、DS-2019は7月初旬に到着。DS-2019は書式に幸い記述ミスも無く、7月末に札幌のアメリカ領事館での面接を行い、4日ほどでVISAが届きました。

DS-2019については、新ボス及び事務方との連絡が密であったため、かなり短時間で取得できました。周囲の経験者談によると、DS-2019取得にはもっと長時間かかり、多くのVISA遅延トラブルの原因であると聞いてます。

札幌での面接手続きについて気になったのが2点ありました。一つは面接申し込み可能日の枠の少ない点です。6月から10月までの申し込み可能日を調べてみたところ、月当たり連続して2日分が現在の枠のようです。私は、渡航計画上時間的に差し迫っており、書類不備などのトラブル時は、東京面接も考えました。もう一つは面接前に複数の書類を郵送する必要がある点です。私は同時期に国際学会への参加を計画していましたが、パスポートも事前郵送書類に含まれるため、手続き時期の制限となりました。また、郵送前にDS-2019の複写を怠ったため、VISA以外の手続きにも影響しました。

面接について
10:30に面接を予約、10:05程に領事館を訪ねました。空港でみられる手荷物検査をうけ入館し、待合室で呼び出しを待ちました。時間になると呼び出され、8人ほどが待ち合う小さな面接場で待機しました。面接場は、手続きを行う女性の事務員と、男性の面接官が受け持ち、順次面接を進めていました。面接内容は、現在の職業、渡航目的、帰国後の生活などを中心に質問が行われていました。私の面接では、直前の申請者の方への面接が長引き、申請書類の中身を口頭で確認するだけの比較的簡単なもので数分で終了しました。

以下提出書類について

面接前郵送書類

  • パスポート (記載されている滞在国はスウェーデンとアメリカ)
  • DS-156 (web上で作成、禁則文字種が多くエラーに次ぐエラー、プリントアウトし写真を糊付けで添付)
  • DS-157 (web上のPDFファイルをIllustraterで加工、プリントアウト)
  • DS-158 (web上のPDFファイルをIllustraterで加工、プリントアウト)
  • DS-2019 (勤務先大学から発行)
  • I-901 SEVIS費確認書 (WEB上で決済を確認したページをプリントアウト)
  • 英文成績証明書 (出身大学より博士課程成績証明書を発行)
  • 財政証明書 (郵貯と銀行分)
  • クリアファイル

面接時提出書類

  • 面接予約通知 (e-mailでPDF形式で送られてきたものをプリントアウト。私の予約中に規定変更され、現在、面接予約通知は面接前郵送書類に)
  • 古いパスポート
  • EX-PACK

Yさんから在大阪・神戸米国総領事館での面接によるJビザ申請の体験談をいただいたので掲載致します。(取得時期:2005年2月)


2005年2月28日に大阪の領事館にビザ申請に行ってきました。その内容について報告し,今後申請に行かれる人の役に立てれば幸いです。

まず,面接予約時間は10時30分でした。しかし,前日にこの体験談を読ませていただいて多くの人が予約時間よりもかなり早い時間に行かれていると知り,私は1時間早く行くことにしました。ちょうど,領事館に着いたのが,9時30分前でした。その時点で外の並んでいる人は一人もいませんでした。少し早く来すぎたかなと思いましたが,外に立っていらっしゃった警備員の方に,「少し早く来すぎてしまいましたが・・・」と伝えると,その方は快く「いいですよ」と言ってくださり,すぐに中に入れてくださりました。入るとすぐに空港のように金属を検査するゲートがありそれをくぐりました。その後,すぐに書類の簡単な検査のために2,3分待ち,そのあと3階に上がるように指示されました。

3階について時刻はちょうど9時40分でした。着くとすぐに書類を銀行の窓口のようなところに提出しました。私は学生ビザの取得でした。その窓口はちょうど1から5と番号が書いてあり,1から3の窓口が書類提出用に思えました。提出してからしばらく待ち,ちょうど10時10分頃に名前が呼ばれました。面接です。面接は4,5の窓口のようでした。外人の方に呼ばれたので英語での面接かなと思い,少し緊張しながら並びました。しかし,私の前に並ばれていた方の話を聞くと「どのくらい滞在しますか」と日本語でした・・・。逆に焦りました。そして私の順番になり,質問されました。「アメリカで何を学びますか」と「それをどのように将来いかしますか」と若干答えにくい質問でした。しかし,以前聞いていたようにアメ� �カで仕事をしたいなどと答えるのはいけないとのことでしたので,「日本の外資系の企業で・・・」と日本を強調して答えました。すると面接官の方は,「1週間ほどで発行されます」とおっしゃりました。そして10時20分に領事館を後にしました。他の方の体験談を読ましていただいてかなり時間がかかるのかと思っていましたが,面接予約よりも早く終わることができました。

2日後,無事学生ビザが私の家に届きました。申請はこれですべて完了しました。私が領事館で受けた印象はそんなに堅苦しいものではなく,親切な方が多く気楽で手際よく進んでいったようでした。

ANさんから、在東京アメリカ大使館領事部でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2005年2月)


2005年春からポスドクとして渡米するにあたり、ビザ取得の面接をアメリカ大使館(東京)で行った体験です。採用が決まった時点で先方からはHビザを勧められたのですが、免税とJ2の労働許可の特典がありましたので、こちらから頼んでJにしてもらいました。自分は博士課程在籍中に1年留学していましたので2回目のJビザ取得で、前回の帰国から2年たっていませんでしたが、two-year ruleには引っかかりませんでした。

基本的なプロセス/注意事項等は他の方々の詳しい報告とあまり変わりはありません。小雨の降る寒空の下、1時間以上も大使館の外で待たされた挙句、面接そのものは1分もかかりませんでした。それより、自分の場合はアメリカ行きが決まること=入籍して2人でアメリカに行くことという暗黙の諒解が現在の妻とありましたので、入籍と2人分のビザ取得を同時進行で行った経験を中心に報告させていただきます。

1. 書類の準備

11月末に採用が決まった時点では、妻とはまだ入籍前でしたが、電話とメールのやり取りの中で事情を説明すると、先方の事務から"soon-to-be wife"の名前、パスポート番号を知らせるように求められました。入籍前ですのでまず旧姓で名前は伝えましたが、やはり直ぐに妻の姓が変わる予定かどうか尋ねられ、変わる予定だということ、変わった後の名前を再び伝えました。結果的に12月末に自分の分と、結婚後の姓名で作成された妻の分のDS2019が送られてきましたが、この時点でも入籍はまだでした。

2. 入籍とパスポートの申請

その後、妻の仕事の都合等もあって入籍を1月21日に済ませた後、直ちに妻のパスポートの新規切り替えを行いました。基本的には結婚後でもパスポートは、変更事項の追記だけで使用可能で、この場合の手続きは即日(2時間程度)で済むようです。しかし、J2ビザの申請に当たって、追記だけで済ませる場合に不安な点が2点ありました。

  1. パスポートの機械読み取り部分は追記では変更されないので、パスポートに貼られるビザスタンプの機械読み取り部分の名前が食い違う。
  2. 妻のパスポートには旧姓のサインがあるが、今後クレジットカードや小切手のサインを新しい姓のものにするとパスポートのサインとそれらが食い違う。

米国大使館にこのような場合の対応について問い合わせようかとも思いましたが、新規に作り直しても申請後6日間(神奈川県の場合)でパスポートの新規発行が可能であることがわかったため、訊くよりも作り直したほうが早いという結論に達しました。ちなみに、パスポートの申請には戸籍が必要ですが、このような場合は新しい戸籍の作成前でも、"婚姻届受理証明書"を入籍の際に入手しておけばパスポートの申請は可能です(少なくとも神奈川県では可能でした。都道府県による違いはないと思いますが。 を参照)。ただし受け取りの際は新しい戸籍が必要となりますので、新たに戸籍が編製されてからでないと受け取りは出来ません。自分は本籍が遠方にあり、今回の入籍でも本籍を動かさなかったため、事前に電話で本籍のある役所に問い合わせたところ、通常の書類に事情を説明した手紙を同封しておけば編製後直ちに新しい戸籍を郵送するとの回答を得ました。結局、入籍後14日目の2月3日に戸籍は届きました。

3.面接の予約とパスポートの受領とDS156の作成

自分たちは東京近郊在住で比較的容易にアメリカ大使館に赴くことが出来ますので、面接の予約はぎりぎりまで行いませんでした。予約をぎりぎりまで待ったのは、(少なくとも東京は)比較的直前でも予約可能であるという情報を聞いていたことと、予約時にパスポート番号を入力するので、妻の新しいパスポートが出来てからと思っていたからです。しかし結局は、戸籍が入手できた翌日の2月4日に妻の分は以前のパスポート番号を用いて2月8日の面接を予約しました。ウェブでちょくちょく予約状況を確認していたのですが、やはり直前になると予約が埋まりだしたのがわかり、確実を期するためにこのようにしました。妻のパスポートを申請した神奈川県では日曜日にパスポートの受領が可能なため、2月6日(日)にパスポートは入� ��できました。現状ではまだ妻も仕事を持っているので、これはとても助かりました。

他の書類はSEVIS費用も含めて全て事前に準備可能でしたが、DS156はパスポート番号の入力が必要ですので、新しいパスポートを取得した2月6日に作成せざるを得ませんでした。この結果、面接の予約時に用いたパスポート番号とDS156に記したパスポート番号が異なることになります。面接当日は古いパスポートも持参するように求められていますので、突っ込まれたら古いパスポートを見せて正直に説明しようと思っていましたが、何も訊かれる事はありませんでした。やはりあの面接の予約は、ただ単純に1日に面接する総数を制限するだけのようです。

返送用封筒はこちらで勧められているEXPACK500を使いました。全ての書類(封筒も含めて)をクリアファイルからはみ出さないように入れろと指示されますので、多少折り曲げにくいですが、EXPACK500を二つ折りにしてクリアファイル内に挟み込みました。申請の翌々日の2月10日午前中に無事ビザスタンプつきのパスポート(とその他の書類)が到着しました。

4. まとめと感想

(まとめ)
11月下旬 採用決定
12月下旬 2人分のDS2019(妻の分は結婚後の姓で作成)を入手
1月21日(金) 婚姻届の提出;新しい戸籍の入手の手続き
1月24日(火) 妻のパスポートの新規申請
2月3日(木) 郵送で新しい戸籍が届く
2月4日(金) インターネットで8日の面接を予約(妻の分は結婚後の名前;結婚前のパスポート番号で予約)
2月6日(日) パスポートの受け取り(神奈川県は日曜日に受領可能);DS156の作成
2月8日(火) 面接
2月10日(木) ビザ到着(EXPACK500を使用)

(感想)
Jビザを申請するのは2回目で、前回(2002年夏)は面接がまだない頃で、書類を全て郵送してからビザが返送されてくるまで2週間以上かかったように記憶しています。それに比べると、今回は面接後わずか2日でビザが入手できましたから、その意味では楽です。しかし、その面接のために2時間外に並ばされるのはやはりきついです。

アメリカの結婚制度がどうなっているのかよくわかりませんが、日本のような戸籍がなく、必ずしも結婚後に名前が変わるわけではないので、ひょっとすると実際に入籍せずに名前も変えずにJ2は入手だったかもしれません。しかし自分の場合、それを試すメリットを思いつきませんでしたので、問い合わせも試みもしていません。自分と同じような状況に置かれた方へのアドバイスとしては、自分の場合、(DS2019さえ入手できていれば)パスポートを作り直しても、入籍からビザ入手まで3週間足らずでしたから、パスポートを作り直さないメリットがない以上は自分のような方法がよいのではないでしょうか?追記で済ませようとしても、追記のためにはやはり新しい戸籍が必要ですので、パスポートの作成が6日で出来る現状では、メ� ��ットは手数料が900円ですむことだけでしょう(新規作成の場合は15,00円)。実は、自分たちの今回のビザ取得プロセスでは自分の両親が住む欧州に2人で挨拶にいったり、妻の仕事の都合や、入籍の日を大安に合わせたりしたのでかなりビザを取るのが遅れています。もし、それらを一切省略すれば1月の初旬にはビザは入手できていたと思います。

ポテトドクターさんから、在東京アメリカ大使館領事部でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2005年2月)


3月からポスドクとして留学するにあたり、東京のアメリカ大使館でVISAを申請しました。自分なりに気付いた点がいくつかありましたので、これからVISAを申請する方々の参考になればと思います。

コンピュータ:必要書類作成の際、Macintoshでは不具合が数多く起きました。WEBブラウザに問題があるようです。最初からWindowsを使えばよかったと感じました。 

必要書類:

留学が決まったら、なによりも先に手に入れます。これ以外の書類はすぐに用意できます。送られてきたら、間違いがないかどうかきちんと確認してください。私の場合、最初に送られてきたDS-2019に記されている名前に間違いがありました。


アメリカ大使館のWEBページで作成。MacintoshのSafariでは、大使館HPのHOMEからVISAに関するページに行けませんでした。研究留学ネットのリンクからDS-156作成ページへ入り、そのまま問題なく作成できました。該当なしの欄にN/Aと入れるとエラーが出ましたので、空欄のままで提出しましたが問題ありませんでした。

<写真>
写真屋さんで撮りました。大使館敷地内にも証明写真の機械がありました。


面接は2月でしたが、1月中に地方銀行のATMから東京三菱銀行虎ノ門支店宛てに振り込みました。金額はアメリカ大使館のWEBページでもわかりますし、虎ノ門支店に直接電話しても教えてもらえます。面接当日、大使館敷地内に入場した後、係員に振込んでいないことを指摘された人が大急ぎで振込みに走っていきました。


アメリカ大使館のWEBページからPDFをダウンロード。手書きでよいのですが、私の場合はAdobe Illustratorで開き、必要項目を入力してPDF形式で保存。Acrobat Readerで再び開いて印刷しました(Illustratorで印刷した場合、自身で記入した日本語フォントが斜体で出ました)。DS-158のFAQでは、"職歴欄にアルバイト歴も書くように"となっておりましたが、一切書かずに提出して問題ありませんでした。


ネットで支払いました。MacintoshのSafari、Internet Explorer (IE)共にうまくいかず、同僚のWindows PCでIEを立ち上げてようやく支払いました。レシートの送付方法をAirとExpedited (+$30)のどちらにするか尋ねられます。私は面接の予約日まで10日しかなかったのでExpeditedにしたのですが、レシートは申請に必要ありませんので、$30損しました。支払い終了後にI-901支払い確認書の画面が出ますので、これを印刷して持っていきます。

<切手を貼った封筒>
書留用に660円分の切手を貼った封筒を用意した後に、EXPACK500の方が安く、丈夫で、ネットで追跡できるという点で優れていることに気付きました。

<クリアファイル>
赤いクリアファイルに挟んでいたら、大使館が用意していた透明なものに入れ替えるよう指示されました。

<面接予約書>
大使館WEBページの必要書類チェックリストページ最下部から予約画面へ。Safariでは予約できず、IEにて予約。画面を印刷。

<財政証明>
私は留学先から給料をもらい、その金額がDS-2019に記されていたので必要ありませんでした。

面接当日:
面接の予約時間は9:15でしたが、8:50に到着。大使館周辺はたくさんの警察官が警備していました。大使館に向かう横断歩道で、警察官に用事を聞かれました。すでに30人ほどの列ができており、20分ほど待って荷物検査を受け、敷地内へ入りました。敷地内にはさらに長い列があり、待っている間に係員から書類のチェックを受けました。不備のある人は、設置されている机で書きなおしたり、写真を取り直したりしていました。建物入口にて再び荷物検査です。カメラ、携帯電話は警備員に預け、ペットボトルは入口のクーラーボックスに入れます。入館できたのが9:50。ここまでで1時間でした。

ロビーには60〜80席あり、テレビが2台、トイレもありました。大使館員は、宝くじ売り場の売り子さんのように、穴の開いたアクリル板の向こう側に座っていました。名前が呼ばれるまでは本を読んで時間を潰していました。名前を呼ばれたら指紋をスキャナで採取されます。1分かかりませんでした。指紋採取の後はすぐに(約10分)名前を呼ばれ、アメリカで何を研究するのか等を英語で聞かれました。直前の夫婦には日本語でしたが、私にはいきなり英語でした。冗談も言ってきました。この間約2分で、「今日はこれで終わりです。1週間くらいでVISAが届きます。」と言われ面接終了。11時でした。

冬にはしっかりと防寒対策をして出向いた方が良いと思います。大使館係員の対応は非常に丁寧でした。乳児を連れていた夫婦は先に中に入れてもらえたようです。また、面接予約時間は全く重要ではないようです。

わいたさんから、在大阪・神戸米国総領事館でのビザ申請の体験談をいただきましたので、掲載します。(取得時期:2005年1月)


2005年春から学振の海外特別研究員として2年間アメリカの大学で研究を行う予定です。

そのために、2005年1月に大阪の米国総領事館にて私(J1)と妻(J2)のビザを取得してきましたので、その内容について報告します。